財務診断書が必要な債務超過とは?
産業廃棄物の収集運搬業において、新規許可や更新許可に際して、必要書類の中に中小企業診断士の財務診断書が含まれる場合があります。
自治体によって多少ルールは違いますが、おおむね以下の2点が焦点となります。
問題となる点
1.利益が確保できず、複数年にわたって赤字が続いているような場合
2.貸借対照表で債務超過の場合
債務超過=自己資本がマイナスの状態
余計にわからんわい・・・という感じですね。
とても分かりやすく言うと、今会社にある財産をすべて現金化しても、借りているお金を全部返済することができない状態、です。

上の貸借対照表が、債務超過のない状態の会社のものです。
もしも、会社を今すぐに辞めようと思った場合、持っている資産を現金化すれば、(建前的には)1,000になって、借金600を返済しても、400余る状態です。

こちらが、債務超過の会社の貸借対照表を、わかりやすくオーバーに表現したものです。
借金全体が1,200なのに対し、財産は1,000しかありませんから、200足りません。
この200が債務超過の部分にあたります。
慌てる必要はないですが、早めに解消しましょう
債務超過だからと言っても、会社がすぐにどうなるわけでもありません。
特に、コロナ禍の影響で、日本の多くの中小企業が債務超過に陥っています。
慌てる必要はありませんが、会社にとって債務超過というのは、人間で言うと病気の状態には違いありませんから、早めに解消する必要があると思われます。
債務超過の脱出時はチャンス!
債務超過から脱出できる状況というのは、ある意味とても大きなチャンスです。
なぜなら、債務超過が解消されるまでは、獲得した利益に税金がかからないからです。
先ほどの事例で言うと、年間利益の累積が200に達するまでは、利益に税金はかかりません。
チャンスですね!

